ファスティングダイエットがうまくいくかどうかは、このスタート期にかかっていると言っても過言ではありません。後ろ髪引かれる気持ちは、わかります。けれども、現状のまま何も行わなければ、1ヶ月後も、何も変わっていません。
車は、スタートする時に、最もガソリンを消費します。これと同じように、ファスティングもまた、スタート時が一番困難で、気合いを必要とするのです。永遠に続く我慢ではありません。数日のことですので、がんばって、困難を乗り越えましょう！
※玄米160グラムとは、炊き上がった後の重さです。ご飯茶碗大盛り一杯くらいです。

ファスティングを行うと、多くの場合、スタートした翌日または翌々日あたりから、眠気、怠さ、頭痛などといった状態が訪れます。
この状態は、多くの場合、ファスティングをスタートしてから、４日〜５日以内には、収束します。長く続いても、1週間程度です。
この時期は、意外かも知れませんが、無理に運動せず、ゴロゴロと寝ているのが一番良い過ごし方です。
上の表では、5日目から酵素の量を少し減らしても構わないという表記になっていますが、怠さや眠気が続くようなら、減らさない方が良いでしょう。また、体力的に不安がある時も、減らさないようにして下さい。

復食は、「断食期間と同じくらい日数をかけて、ゆっくりと普通食に戻していきましょう」ということが、よく言われますが、現実的には、忙しい現代人が断食期間と同じくらいの復食期間をとることは無理ですし、実際に行ってみればわかりますが、人間の精神構造上からも、非現実的です。1週間程度のファスティングの場合、復食は2日で十分です。また、もしもそれだけ長い日数が取れるのであれば（断食7日＋復食7日＝14日）、断食期間を延ばした方が良い結果に結びつきます。